青空のもと、家族や友達と芝生の上でピクニックシートをひき、お弁当をひろげ、オーケストラを聴きながら、何気ない音楽のある休日を過ごしませんか?オーケストラを聴くというと、かしこまったかっこうをして、コンサートホールに行き、じっとして聴いている、そんな先入観がありますよね。森とオーケストラは違います。みなさんこんな感じでリラックスして聴いてもらっています。これこそ森とオーケストラの醍醐味ですね。
指揮者はハンスイェルク・シェレンベルガーさんです。元ベルリン・フィル、ソロ・オーボエ奏者です。わざわざドイツから来てくれました。第1部は、群馬交響楽団によるオーケストラの演奏です。新緑の爽やかな風を受けながら心地よい時間が流れます。
さあ、第2部「あなたもメイ指揮者」の始まりです。事前の応募や当日手を挙げて選ばれた人が指揮者になれます。群馬交響楽団の演奏者もメイ指揮者をしっかりとみながら、タクトにあわせて演奏してくれます。貴重な経験ですね。
群馬交響楽団の演奏者の表情がとてもいいですね。さぞやよい「メイ指揮者」なのでしょう。これらの写真をみてみなさんすでにお気づきですよね。そう、演奏者も全員私服です。ふだんの演奏会で着ている黒い服は身につけていません。楽団員のみなさんもリラックスして、私たちと同じ気持ちで演奏してくれています。
なので、この女性が指揮を終えた後、シェレンベルガーさんも「よかったよー」みたいなことをドイツ語で言っていました。真ん中の白い服の男性の方はバイオリン奏者の水谷晃さんです。国内最年少のコンサートマスターです。